法人の保険、更新前に何を確認する?担当者が知っておきたい5つのポイント
法人の保険、更新前に何を確認する?担当者が知っておきたい5つのポイント
会社で加入している保険について、「毎年更新しているけれど、契約内容までは詳しく確認していない」「以前と事業内容が変わっているけれど、このままでよいのだろうか」と感じたことはありませんか?
会社の事業内容や規模、従業員数、設備などは、時間とともに変化していきます。
保険に加入した当時と現在とでは、会社を取り巻く状況が変わっていることもあるでしょう。
今回は、法人の保険を更新する際に、確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。
1.事業内容は加入当時から変わっていませんか?
保険に加入した当時と現在では、事業内容が変わっていることがあります。
例えば、次のような変化はないでしょうか。
新しい事業やサービスを始めた
取引先や取扱商品が増えた
新たな事業所や店舗を開設した
業務の一部を外部に委託するようになった
こうした変化によって、事業に関わるリスクや、契約上確認しておきたい事項が変わる場合があります。
更新の機会に、現在の事業内容と保険に加入した当時の状況を比較してみるとよいでしょう。
2.建物や設備の状況は変わっていませんか?
事務所や店舗、工場などで使用する建物や設備についても、確認しておきたいところです。
例えば、
新しい機械や設備を導入した
設備を入れ替えた
建物を増改築した
倉庫や保管場所を変更した
こうした変更があった場合、現在の契約内容を確認するきっかけになります。
また、火災や自然災害などについて、どのような場合が補償の対象となるのかは、契約によって異なります。
保険証券や契約関係の書類を確認し、現在の建物・設備の状況と照らし合わせておくことが大切です。
3.従業員数や働き方に変化はありませんか?
会社の成長や事業の変化に伴い、従業員の人数や働き方が変わることもあります。
例えば、
従業員が増えた
新しい業務を担当するようになった
作業場所が変わった
出張や社外での業務が増えた
こうした変化によって、業務中の事故やケガに関して確認すべき事項が変わる可能性があります。
なお、公的な労災保険と民間の労災関連保険では、制度や補償の仕組みが異なります。
それぞれの内容を混同せず、現在どのような備えがあるのか整理しておくとよいでしょう。
4.社用車の使用状況は変わっていませんか?
営業車や配送車など、会社で使用する自動車についても、契約時から変化がないか確認しておきたいところです。
車両の増減だけでなく、使用目的や運転する方の状況が変わっている場合もあります。
特に、事業の拡大に伴って車両を追加したり、新しい用途で使用したりする場合は、現在の契約条件を確認することが大切です。
車両を管理する担当者と保険契約を管理する担当者が異なる場合には、情報を共有する仕組みも考えておくとよいでしょう。
5.保険料だけでなく、契約内容も確認していますか?
保険の更新案内が届いたとき、まず保険料に目が向くこともあると思います。
もちろん、会社の経費を管理するうえで、保険料は大切な確認項目です。
ただし、保険料の金額だけでは、契約内容の全体を把握することはできません。
確認しておきたいのは、例えば次のような項目です。
何が補償の対象になっているのか
どのような場合に補償されるのか
補償されない場合には何があるのか
契約期間や契約条件に変更はないか
すぐに契約内容を変更する必要があるとは限りません。
まずは現在の契約がどのような内容になっているのか、把握しておくことが大切です。
更新前に準備しておくと便利なもの
契約内容を確認するときは、次のような資料を手元に用意しておくと整理しやすくなります。
現在加入している保険の証券や契約関係の書類
保険会社から届いた更新案内
事業内容や設備、車両などの変更情報
従業員数や業務内容の変更に関する情報
すべてを一度に確認する必要はありません。
まずは加入当時から変わったことを書き出してみるだけでも、確認すべき点が見えてくるかもしれません。
まとめ|保険の更新は、会社の変化を振り返る機会
会社の状況は、日々少しずつ変わっていきます。
新しい事業を始めたり、設備を増やしたり、従業員を採用したり。普段は当たり前に感じている変化でも、保険の契約内容を確認するうえでは大切な情報になることがあります。
保険の更新は、そうした会社の変化を振り返る一つの機会です。
「去年と同じだから大丈夫」と考える前に、現在の事業内容や契約条件を一度確認してみてはいかがでしょうか。
分からない点があれば、契約先の保険会社や保険代理店などに確認しておくとよいでしょう。